1998-03-19 第142回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
私は、東洋のガラパゴス、そうも言われる沖縄の自然、山原の自然、ノグチゲラやヤンバルクイナ等の国内希少野生動植物類を初め、貴重な生態系、その遺伝的多様性を守るためにも、さらには学術的な研究を進めるためにも、例えば国立ヤンバル自然保護研究所などを設立して、希少野生動植物保護管理事業を積極的に推進していくべきだと考えます。
私は、東洋のガラパゴス、そうも言われる沖縄の自然、山原の自然、ノグチゲラやヤンバルクイナ等の国内希少野生動植物類を初め、貴重な生態系、その遺伝的多様性を守るためにも、さらには学術的な研究を進めるためにも、例えば国立ヤンバル自然保護研究所などを設立して、希少野生動植物保護管理事業を積極的に推進していくべきだと考えます。
あの貴重な地域というのは、金をもってしてどこでも手に入れることができるなどという代物ではありませんから、ぜひ大事にされて、今要望いたしました国立ヤンバル自然保護研究所なども、地元とも調整しながら進めていただきたい、こうお願い申し上げて終わります。
また、競技当日も十分な積雪がありまして、植生への影響はなかったものと考えられておりますけれども、競技後の植生への影響の詳細につきましては、今後長野県自然保護研究所が中心となって調査を実施したいという計画を持っているというふうに承知いたしております。
○政府委員(丸山晴男君) 長野オリンピックの開催が確定いたします段階で、長野県当局におきましても、いわば自然環境と十分調和したオリンピックということで、その一つの柱として今お話しのような県に自然保護研究所を設置したというようにも聞いているところでございます。
特に、私は、自然保護研究所が日本になくちゃおかしいんじゃないかと。各地で、環境庁を初め関係の山階研究所長さんらのいろんなところで、自然と鳥獣の保護関係に御苦労されておられますが、それらの各地での自然保護観察のセンターも今度できます。
同時に、国立のいわば自然保護研究所、そういうものがわが国にはないわけですね。これも欧米でいろいろ調べてみますと、たとえばアメリカの場合にはフィッシュ・アンド・ワイルドライフ・リサーチ・センター、スミソニアン研究所、オーストラリア、フランス、ソ連、中国、いろいろなところでそのようなものがあるようですけれども、この点についても非常におくれておると言わざるを得ないと思うのです。
○金子政府委員 国立の自然保護研究所ないしは鳥獣研究所の必要性につきましては、各方面から強く指摘されておるところでございますが、環境庁といたしましては、まだ国立の公害研究所そのものができ上がっておりませんで、毎年施設費、定員などにつきましてそれを強く引き続き要求しなければならないという情勢にございますし、また昨年からは国立の水俣病研究センターというものが横から飛び込んでまいりまして、この方が緊急性が
鳥獣研究所とか、あるいはまた自然保護研究所というものがどうも少ないんじゃないかとか言われていますが、現状はどうなんでしょうか。そしてまた、そこではどのくらいの方々が専門的な仕事として仕事をしているものか、ちょっと実態を聞かしてもらいたいと思います。
そうでなくて、ほんとうの、自然環境を守らなければいけないという学術的の論拠をつくり、これを国民の納得するようなシステムをつくるための自然保護研究所のようなものをどうしてもほしいのでございます。私どもは昨年、日本にあります九百もの大学に自然環境保全とか自然保護とかいう学科は一つもなかったわけでございます。それで、どうぞつくってくださいという意見書をつくって出しました。
○政府委員(首尾木一君) すでに公害につきましては、公害研究所の設置が準備されておりますので、この公害研究所への併設、場合によっては独立の自然保護研究所の設置といったようなことで、自然環境保全に必要な試験研究を専門的に行なう研究部門の充実につきまして検討するとともに、既存の大学研究所あるいは関係行政機関の試験研究機関を活用する等、幅広く専門の学者、研究者の知識を活用する組織体系を整備してまいりたい、